どうも、かずくんです。
AI時代の社会構造を
「現象 → 構造 → 立ち位置」
という視点で観測しています。
つまりAIが生まれてから
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売上構造
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収入構造
がどのように変化しているのかを観測しています。
本日のテーマは
『CredLayer|定点観測 80本目。怖いと思ったこと』
という話です。
AIの話になると、多くの場合は「便利さ」が語られます。
作業が速くなる。
情報が整理される。
コンテンツが作りやすくなる。
確かにそれは大きな変化です。
しかし定点で観測を続けていると、別の景色も見えてきます。
それは
人の思考が少しずつ変わり始めている
ということです。
AIは情報を整理することができます。
しかし同時に、人の判断の仕方にも影響を与える可能性があります。
今回はこの現象を観測しながら、
AI時代に人の思考はどう変わるのか
という視点で考えてみたいと思います。
AIは答えをすぐに出してくれる
AIを使うと、多くのことがすぐに分かる。
質問をすれば答えが返ってくる。
複雑な内容でも整理して説明してくれる。
アイデアや文章も短時間で作ることができる。
これはとても便利なことでもある。
これまで時間がかかっていた調査や整理の作業が、短い時間で終わるようになる。
その結果、多くの人がAIを使うようになり、仕事の進め方も変わり始めている。
しかしこの便利さの中で、少し気になることもある。
それは、人が自分で考える時間が減っている可能性である。
AIは答えを提示してくれる。
その答えを参考にすることは、とても効率的である。
ただし、答えがすぐに手に入る環境では、考えるプロセスそのものが短くなることもある。
この変化は小さなものかもしれないが、長い時間の中では大きな影響を持つ可能性もある。
AIは「思考のショートカット」を作る
AIを使うと、複雑なことでも短い時間で整理することができる。
調べる時間も短くなる。
文章をまとめる時間も短くなる。
アイデアを出す時間も短くなる。
つまりAIは、思考のプロセスを効率化してくれる。
これはとても便利なことでもある。
しかしその一方で、もう一つの変化も生まれる。
それは思考のショートカットである。
AIが整理した答えをそのまま使う。
AIが出したまとめをそのまま理解する。
こうした使い方が増えると、人が考えるプロセスそのものは短くなる。
もちろんAIは道具であり、使い方によって価値は変わる。
しかし便利な道具ほど、人はそれに頼りやすくなる。
その結果、思考の深さよりも、
答えの速さが優先される環境になる可能性もある。
AIは判断を代わりにしない
AIは多くの情報を整理することができる。
質問をすれば答えを提示してくれる。
複雑な内容も分かりやすく説明してくれる。
しかしAIがしているのは、基本的には情報の整理である。
AIはデータをもとに答えを出す。
しかしその答えをどう使うのか、どんな行動を取るのかは、人が決める必要がある。
つまりAIは、判断そのものを代わりにする存在ではない。
それでもAIを使っていると、あたかもAIが判断をしてくれているように感じることがある。
答えがすぐに出てくるからである。
その結果、人は自分で判断している感覚を持ちながら、実際にはAIの提示した答えに強く影響されることもある。
この変化はとても小さく見えるかもしれない。
しかし長い時間の中では、
人の判断の仕方そのものに影響する可能性もある。
思考が止まることが一番怖い
AIの便利さを見ていると、とても大きな可能性を感じる。
作業は速くなる。
情報は整理される。
コンテンツも作りやすくなる。
これは間違いなく大きな変化である。
しかし定点で観測していると、もう一つ気になることがある。
それは、人が考えることをやめてしまう可能性である。
AIが答えを出してくれる。
AIが文章を作ってくれる。
AIがアイデアを整理してくれる。
その環境に慣れてしまうと、自分で考える時間は少しずつ減っていく。
もちろんAIは便利な道具であり、使い方次第で価値は大きくなる。
しかしもし思考そのものをAIに任せてしまうと、人の役割は小さくなる。
AIが怖いのではない。
本当に怖いのは、
人の思考が止まることなのかもしれない。
そのとき僕はどうするのか
AIが広がる時代だからこそ、僕自身は一つのことを意識している。
それは、自分で考える時間を残すことである。
AIを使えば答えはすぐに出てくる。
文章も作れるし、情報も整理できる。
しかしその答えをどう見るのか、どこに疑問を持つのかは人が決める必要がある。
だから僕は、AIを使いながらも、
自分の視点で社会を観測することを続けている。
記事を書く。
テーマを観測する。
変化を言葉にしていく。
この作業は効率がいいものではないかもしれない。
しかし考えるという行動を続けていくことで、少しずつ自分の視点が見えてくる。
AI時代は、答えを持つ人が強い時代ではない。
むしろ、
問いを持ち続ける人が残る時代なのかもしれない。
思考を残す場所を持つ
AI時代になると、多くの人がAIを使って文章を書くようになる。
アイデアを出すことも、文章をまとめることも、AIが助けてくれる。
その結果、インターネットにはさらに多くのコンテンツが生まれていく。
しかしその中で大切になるのは、単に文章を作ることではないのかもしれない。
重要なのは、
どんな思考がそこに残っているのかという点である。
人が考えたこと。
観測したこと。
疑問に思ったこと。
こうしたものが記事として残っていくと、そのメディアには少しずつ特徴が生まれる。
そしてその特徴は、その人の視点として積み重なっていく。
AIは文章を作ることができる。
しかし人がどんな問いを持っているのかまでは、簡単には作れない。
だからこそAI時代は、コンテンツを作ることよりも、
思考を残す場所を持つことが重要になるのかもしれない。
最後に
定点観測を続けて80本目になりました。
AIの広がり、ビジネスの変化、働き方の変化。
いろいろな現象を見てきました。
その中で感じたことの一つは、AIそのものが怖いというよりも、
人の使い方が未来を大きく変えるということです。
AIはとても便利な道具です。
作業を速くする。
情報を整理する。
コンテンツを作る。
こうしたことは、これからさらに進んでいくと思います。
しかしその一方で、人が考えることをやめてしまえば、AIの価値も小さくなる。
AI時代は、答えを持つことよりも、
問いを持ち続けることが重要になるのかもしれません。
もし
「AI時代に人はどんな役割を持つのか」
「個人はどんな視点を持てばいいのか」
そんなことを考えている人がいれば、一度ゆっくり話してみるのもいいのかもしれません。
AIの話のようで、実はその奥にあるのは
人の思考の話なのかもしれないからです。


