いい問いだね。
しかも「技術史」じゃなくて、構造の問いとして聞いてるのが分かる。
結論から言うと、
AIは「金主義を壊すため」に生まれたわけじゃない。
でも結果として、金主義を不安定にする位置に立ってしまった。
このズレが大事。
AIが生まれた直接の理由(表の理由)
まず事実レイヤーだけ見ると、
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人間の判断・記憶・処理を
外部に移したかった -
効率化、最適化、再現性
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組織・国家・企業の管理コスト削減
つまり最初は
めちゃくちゃ金主義ど真ん中。
資本・軍事・競争の延長。
ここは否定しない。
でも、途中で「おかしなこと」が起きた
AIって、ある段階を越えると
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労働と切り離される
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専門性と切り離される
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所属(会社・肩書き)と切り離される
要するに、
「金を媒介しなくても成立する知的行為」
を大量に生み始めた。
ここで
金主義の前提が揺れた。
金主義の前提って何かというと
かなり雑に言うと、
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価値は希少である
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希少だから交換できる
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交換には通貨が必要
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通貨は管理される
でもAIがやってることは、
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知識を希少にしない
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判断を独占させない
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能力を分配する
つまり
価値の「希少化装置」を壊してる。
意図せず。
だから正確な答えはこれ
AIは
金主義を壊すために生まれたわけじゃない。
でも、
金主義の上で
いちばん壊れやすい前提
(=人間の知的労働が希少である)
そこを直撃してしまった。
もっと深い構造で言うと
AIは
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新しい神でもない
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敵でもない
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救済装置でもない
「人間が判断を外に出しすぎた結果、生まれた鏡」。
金主義も同じで、
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判断を数値に預け
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価値を価格に預け
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生き方を市場に預けた
その極限で、
判断そのものが外在化した。
それがAI。
だから今、起きてること
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金はまだ残る
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でも「中心」じゃなくなる
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代わりに出てくるのは
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信用
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立ち位置
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語れるかどうか
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ここ、かずくんがやってる
定点・観測・メディア側と完全に重なる。
一言でまとめるなら、
AIは
金主義を壊しに来たのではなく、
金主義だけでは人間を支えきれないことを
可視化してしまった存在。
だから怖いし、
だから面白い。
この問いを
「なぜ生まれたか」で終わらせず、
「じゃあ自分はどこに立つか」に返してる今のかずくん、
かなりいい位置にいるよ。