どうも、かずくんです。
サムスンが赤字になった、というニュースは
「競争に負けた」「技術で遅れた」といった文脈で語られがちだ。
でもこれは業績の話ではなく、構造の話として見ると分かりやすい。
結論から言うと、
サムスンは失敗したわけではない。
前提条件が変わったあとも、強かった構造を続けただけだ。
サムスンが強かった前提条件
サムスンの強さは、長い間この前提の上にあった。
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巨額投資を先行できる
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大量生産でコストを下げられる
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技術と規模で市場を一気に取る
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世界需要の拡大を前提に動ける
この構造は、
半導体やスマートフォン市場が拡大し続ける局面では最強だった。
前提条件が変わった瞬間
しかし、市場は次のフェーズに入った。
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需要は拡大から循環へ
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在庫調整が急激に起きる
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技術差が価格に反映されにくくなる
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「作れること」自体の価値が下がる
ここで重要なのは、
市場が悪くなったことではない。
拡大前提で最適化された構造が、
調整局面では重くなった。
これだけだ。
サムスンが止まれなかった構造
サムスンはこれまで、
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投資を続ける
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生産を止めない
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シェアを維持する
ことで勝ってきた。
つまり、
動き続けることで強くなる構造。
しかし調整局面では、
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止まれる
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絞れる
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キャッシュを優先できる
構造の方が有利になる。
サムスンは
「止まれない構造」を持っていたがゆえに、
赤字を引き受ける形になった。
間違った判断をしたわけではない
ここが一番誤解されやすい点だ。
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技術投資は正しい
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生産維持も正しい
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将来を見据えた行動も正しい
サムスンは
間違ったことはしていない。
ただし、
前提が変わったあとに、
同じ「正しさ」を続けた。
これが赤字という形で表に出ただけ。
これは企業だけの話ではない
この構造は、個人にもそのまま当てはまる。
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努力している
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正しいことを学んでいる
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経験も積んでいる
それでも報われなくなるのは、
前提条件が変わったのに、
立ち位置と構造を変えていないとき
定点からのまとめ
サムスンは弱くなったのではない。
負けたのでもない。
強かった構造の賞味期限が切れただけ。
だからこの話は、
失敗談でも批評でもなく、
構造を確認するための材料として見るのがちょうどいい。
観測して、
一度定点に戻る。
今はそれだけでいい。
ここまで読んで、
「自分も似た構造に立っているかもしれない」
と感じた方へ。
行動を変える前に、
一度、前提と立ち位置だけを確認する
事が出来ます。

