ブログを書こうとすると、
多くの人は最初にこう考える。
何を書くか。
どう集めるか。
どう売るか。
でも、それは一番最後の話だ。
まず、立ち位置の話
ブログメディアを書くという行為は、
文章を書くことではない。
どこに立つかを決めることだ。
この違いを、
一番分かりやすく表す言葉がある。
テレビ
テレビは、人ではない。
出演者でもない。
番組でもない。
**前提と編集方針が固定された「場」**だ。
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何を映すか
-
何を映さないか
-
どの距離で世界を見るか
これが、
時間を超えて維持されている。
テレビがメディアとして成立するのは、
ここがブレないからだ。
会社
会社は、
テレビの中で動く装置に近い。
事業、部署、商品、サービス。
外に向かって機能を出す。
会社は動く。
方針も変わる。
数字も追う。
だが、
場そのものではない。
労働者
労働者は、
入れ替わる。
優秀な人も、
そうでない人も、
いつかはいなくなる。
これは悪いことではない。
自然な構造だ。
問題は、
労働者の位置に立ったまま、
メディアをやろうとすることだ。
ブログで起きている勘違い
多くのブログは、
最初から「労働者の目線」で始まる。
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頑張って書く
-
反応を気にする
-
評価を追う
-
数字に疲れる
その結果、
ブログは「仕事」になる。
仕事になった瞬間、
メディアではなくなる。
ブログメディアを書くとは何か
ブログメディアを書くとは、
-
労働者になることでも
-
会社を回すことでもない
テレビ側に立つことだ。
つまり、
どの前提で
どの距離から
世界を見るのか
を、
最初に決めて、
動かさないこと。
記事の正体
記事は、
作品ではない。
商品でもない。
入口だ。
場に人が入るための、
ただの切れ目。
入口は、
立派である必要はない。
静かでいい。
分かりにくくていい。
人は主役ではない
ブログメディアの主役は、
書き手ではない。
場だ。
人は通過する。
人は使う。
人は離れる。
それでも、
場が残っていれば、
メディアは成立する。
最後に
ブログメディアを書く為に、
必要なのは才能ではない。
立ち位置を先に決めて、
動かさない勇気だ。
それだけで、
書くことは消耗にならなくなる。
◉ブログメディア/テレビ
◉ブログコンテンツ/会社・コンテンツ
◉ブログプレイヤー/労働者
ブログを書く、どこで書くか
これは答えではない。
ただの定点。
kazu magazine
─ 立ち位置が残る場所

